講演会「国宝・重要文化財の保存・修復に向けた国産漆の特性と評価」開催のご案内について
(第二報)
下記のとおり講演会を明治大学紫紺館で開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
講演会「国宝・重要文化財の保存・修復に向けた国産漆の特性と評価」
主催:日本漆アカデミー
共催:国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所
後援:NPO法人 壱木呂の会
1.日時
2019年(令和元年)10月11日(金)13:00~17:00(開場:12:30~)
2.会場
明治大学紫紺館S5-S7(東京都千代田区神田小川町3-22-14)
3.内容
近年、国産漆の増産を目指していく中で、国宝・重要文化財の保存・修復や漆芸に関わる方だけでなく、漆掻き職人や研究者なども国産漆の特性を十分理解し評価していくことが求められています。そこで、今回、目白漆芸文化財研究所、日光社寺文化財保存会、岩手県工業技術センター、NPO法人壱木呂の会、漆精製業者及び漆掻き職人と協力し、講演会「国宝・重要文化財の保存・修復に向けた国産漆の特性と評価」を開催します。
(1) 講演 13:00~16:00
1「国産漆の特性とこれからの評価に向けて」
重要無形文化財蒔絵保持者 室瀬和美
2「浄法寺漆の評価と課題」
(地独)岩手県工業技術センター上席研究員 小林正信
3「重要文化財建造物の求める国産漆」
日光社寺文化財保存会漆塗管理技術者 佐藤則武
4「塗手にとっての国産漆と漆の採取法の考察」
NPO法人壱木呂の会理事長 本間幸夫
5「国産漆の特性」
(株)堤浅吉漆店専務取締役 堤卓也
6「漆掻き職人が考える国産漆の特性」
岩手県浄法寺漆生産組合漆搔き職人 小村剛史
(2) パネルディスカッション 16:00~17:00
テーマ「これからの国産漆評価に向けて」
(3)懇親会 18:00~20:00
*講演会:無料、事前申し込みが不要
ただし、懇親会:有料、事前申し込みが必要、締め切りは10月7日(月)
懇親会費は4,000円、懇親会の会場は後程、参加者にご連絡いたします。
(申し込み・問い合わせ先)
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所東北支所
田端雅進
E-mail:info@urushisummit.jp、TEL:019-648-3950、FAX:019-641-6747