第6回漆サミット京都開催について(第2報)

漆サミット2014in京都

漆に関わるすべての人々が一堂に会し、情報交換や相互理解、協働作業を通して漆産業と技術・文化の更なる継承と発展を図る目的で2010年に始まった「漆サミット」は、2014年の京都で第6回目を迎える事となりました。

第6回では日本産漆の生産・利用の拡大を図る目的で「漆サミット2014 in京都」を開催します。各地で日本産漆の植栽・増産が提唱されているにもかかわらず、日本産漆は約1t/年の生産量で推移しているのが現状です。その原因を考えると、価格だけの問題ではなく、日本産漆の抱える様々な課題が浮き彫りになってきます。そのため、今回は京都での開催に鑑み、①文化財建造物への日本産漆の利用についての見学会・講演会・鼎談、②精漆業者のジュニアオーナーからの日本産漆利用の将来への展望等のパネルディスカッション、③丹波漆植栽地見学(福知山市夜久野町)を中心にして、これからの日本産漆の生産・利用について考えます。

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