第3回漆サミットを明治大学で開催しました。

漆サミット2012 1日目の様子

2012年1月12日(木) ~ 1月15日(日)
明治大学 紫紺館・リバティー校舎1011教室

1月13日(金)  紫紺館
13:00~15:30 講演会(テーマ:ウルシ資源管理・利用)
15:30~18:00 講演会(テーマ:歴史・文化)

1月14日(土)  リバティー校舎1011教室
10:00~12:00 特別講演(講演者:窪寺 茂氏)
13:00~17:30 明治大学130周年記念事業「漆シンポジウム」
18:00~20:00 懇親会

1月15日(日)  紫紺館
10:00~12:00 漆の学術フロンティア研究成果発表会
13:00~17:30 講演会(テーマ:アジアの漆文化と工芸)

1月13日(金)  紫紺館
13:00~15:30 講演会(テーマ:ウルシ資源管理・利用)
15:30~18:00 講演会(テーマ:歴史・文化) 1月12日(木)~ 1月15日(日)

明治大学博物館 特別展示室  10:00~17:00

主催:明治大学
共催:漆サミット実行委員会・二戸市
後援:(独)森林総合研究所・東北大学植物園・東京藝術大学・明星大学・東北芸術工科大学・東京都立産業技術研究センター・明治大学日本先史文化研究所・(株)パレオ・ラボ・漆を科学する会・日本産漆を支援する壱木呂の会・日仏笹川財団


プログラム(1日目) 1 月13 日(金)
紫紺館 3 階 講義室

13 時〜17 時30 分

ウルシ資源の生育・管理

1 飯田昭光(地方独立行政法人 青森県産業技術センター林業研究所)「ウル シの植栽と管理」
2 中村 仁(農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所)「ウルシ林に発 生した紫紋羽病」
3 渡辺敦史(森林総合研究所 林木育種センター)「ウルシはどこから来たの か?」-近縁種であるハゼノキに見る栽培樹木の由来の推定法-
4 久保島吉貴(独立行政法人 森林総合研究所)「ウルシ材の強度特性」

漆の歴史・文化

1 小林公治(九州国立博物館)「唐代装飾鏡制作技術の検討 -漆と天然樹脂 使い分けの可能性を中心に-」
2 千葉敏朗(東村山ふるさと歴史館)「縄文土器に漆を塗るということ」
3 岡村道雄(松島縄文村歴史資料館)「縄文漆文化の特色」
4 宮里正子(浦添市美術館)「天字形などの印を付した琉球漆器について~琉球王家所蔵品としての考察~」

 


プログラム(2日目) 1 月14 日(土)
明治大学リバティタワー 1011 教室

10 時〜11 時30 分

特別講演

窪寺 茂 (建築装飾技術史研究所) 「建築と漆塗、その歴史的様相」

13 時〜17 時30 分

明治大学130 周年記念事業「漆シンポジウム」

1 室瀬和美(重要無形文化財『蒔絵』(人間国宝),目白漆芸文化財研究所)
2 Dr. Anne-Solenn Le Ho(ルーブル美術館 保存科学室(LC2RMF))
3 Dr. Monika Kopplin(ミュンスター漆工芸博物館 館長)
4 宮腰哲雄(明治大学理工学部)
5 神谷嘉美(東京都立産業技術研究センター)

懇親会 18 時〜 明治大学リバティタワー 17 階 スカイラウンジ暁


プログラム(3日目) 1 月15 日(日)
10 時〜12 時 紫紺館3 階 講義室

10 時~12 時 漆の学術フロンティアの研究成果発表会

1 吉田 孝(北見工業大学工学部)「漆構成成分の構造解析と相互作用」
2 岡田文男(京都造形芸術大学歴史遺産学科)「漆膜のクロスセクション分析 と評価」
3 本多貴之(明治大学理工学部)「熱分解分析で紐解く”漆器”の科学」
4 吉田邦夫(東京大学総合博物館)「ストロンチウム同位体分析からわかる列 島の漆、大陸の漆」

13 時〜17 時 「アジアの漆文化と工芸」

1 張 飛龍(中国西安生漆研究所)「Research on Lacquer Tree Resource in China」
2 高田知仁(タイ、サイアム大学)「タイの仏教美術と漆」
3 安藤彩英子(ベトナム、漆芸研究家)「工芸に属さない漆芸、 ベトナム漆画」
4 Ounheuane Soukaseum(ラオス、漆芸研究家)「ラオスの漆文化と工芸」
5 総合討論


プログラム(3 日間・併設)

ポスター発表

会場 紫紺館 3 階
奇数番号 1 月13 日(金)12 時〜12 時50 分 紫紺館3F ポスター会場
偶数番号 1 月15 日(日)12 時〜12 時50 分 紫紺館3F ポスター会場

1 橋田 光(独立行政法人 森林総合研究所)「ウルシ材の化学特性」
2 小岩俊行(岩手県林業技術センター)「管理の異なるウルシ林の生育調査事 例」
3 細川英邦(輪島市産業部)「輪島塗と漆文化を活かした事業」
4 竹本周平(独立行政法人 森林総合研究所)「ウルシ林に発生した白紋羽病」
5 Seiji Takahashi, Masamichi Tsukagoshi, Yuki Kitahara, Toshiya Satoh,Takuya Suga and Toshihiro Fujii , Meisei University, Department of Chemistry, Faculty of Sciences and Engineering, 「日本漆の熱分析: Pyrolysis analysis of Japanese lacquer films: Evolved gas analysis–ion-attachment mass spectrometry versus Pyrolysis/GCMS」
6 明星大学(藤井研究室)と明治大学(宮腰研究室)—フランスdu Louvre Museum (Dr. Anne-Solenn Le Ho)とEcole Polytechnique大学(Dr. Michel Sablier) の共同研究、日仏笹川財団「日仏二国間共同研究」:「うるしの美を科学する: ルーヴル博物館にある歴史的漆器類の科学分析」事業
7 吉田邦夫、中井俊一、佐藤 正教(東京大学総合博物館)「ストロンチウム同 位体を用いた漆遺物の産地推定」
8 蘇日娜博、吉田 孝(北見工業大学)「日本産漆のDNA 系統解析と生育環境 との関係」
9 石村敬久、白 玉廷、吉田 孝(北見工業大学)「表面プラズモン共鳴によ る漆糖鎖とタンパクとの相互作用」
10 神谷嘉美(東京都立産業技術研究センター)「漆膜の劣化機構の解明」
11 冨永大貴、桝本深、本多貴之、宮腰哲雄(明治大学理工学部)「日本産漆液 の分析評価」
12 安西健一郎、武井涼、本多貴之、宮腰哲雄(明治大学理工学部)「ベトナム 漆液の分析とクロメ漆に関する研究」
13 大八木裕貴、宮腰哲雄、岩丸虎喜、勝俣裕、植草新一郎(明治大学理工学部) 「漆を用いた電磁波吸収材料の開発」
14 関口裕樹、本多貴之、宮腰哲雄(明治大学理工学部)「漆ロウの分析評価」
15 江畠成彦、陸榕、宮腰哲雄(明治大学理工学部)「キトサンを用いた新規漆 塗料の開発」
16 蔦野恭平、宮腰哲雄(明治大学理工学部)「ラッカーゼ酵素を用いたフェル ラ酸配糖体の脱水素重合反応と抗酸化能の測定」
17 松本則行(新潟県森林研究所)「新潟県におけるウルシのツキノワグマによ る被害」
18 中村 裕、泉山和徳(岩手県二戸市うるし振興室)『岩手県二戸市における 「漆を活かしたまちづくり」の取組み』

 


 

「漆サミット2012」展示会

展示会:1 月12 日(木)〜 1 月15 日(日)
展示会場 明治大学博物館 (明治大学お茶の水キャンパス アカデミーコモン 地下1 階)

1 ウルシ資源の育成とリサイクル

1) ウルシの苗から漆液の採取まで
2) 樹液採取:初辺漆、盛辺漆、遅辺漆、裏目掻漆、止掻漆、根漆、枝漆
3) 漆液掻き取り道具 など

2 漆樹の活用

1) ウルシの果実から作るローソクの製作工程
2) 漆蜂蜜
3) 漆コーヒー
4) 漆炭
5) 漆板、箱
6) 漆の浮き
7) 床磨き、ワックス
8) 漆酒 など

3 漆塗り:漆塗りの工程、塗り板、道具類

1) 拭き漆
2) 椀の下地
3) 螺鈿、夜光貝
4) 堆錦
5) 漆絵、塗り見本(手板)、道具(粉、箔、はけ、ヘラ)、金属箔、金属箔
6) 変わり塗り など

4 南蛮漆器、輸出漆器『世界の文化、科学と芸術から見た漆 URUSHI 』

1) アジアの漆資源と漆文化
2) 輸出漆器
3) 長崎螺鈿
4) パピエマッシェ など