漆サミット2014in京都 開催要項

 

1.趣旨

漆に関わるすべての人々が一堂に会し、情報交換や相互理解、協働作業を通して漆産業と技術・文化の更なる継承と発展を図る目的で2010年に始まった「漆サミット」は、2014年の京都で第6回目を迎える事となりました。

 第6回では日本産漆の生産・利用の拡大を図る目的で「漆サミット2014 in京都」を開催します。各地で日本産漆の植栽・増産が提唱されているにもかかわらず、日本産漆は約1t/年の生産量で推移しているのが現状です。その原因を考えると、価格だけの問題ではなく、日本産漆の抱える様々な課題が浮き彫りになってきます。そのため、今回は京都での開催に鑑み、①文化財建造物への日本産漆の利用についての見学会・講演会・鼎談、②精漆業者のジュニアオーナーからの日本産漆利用の将来への展望等のパネルディスカッション、③丹波漆植栽地見学(福知山市夜久野町)を中心にして、これからの日本産漆の生産・利用について考えます。

写真1 修復した二条城

写真2 漆掻きをしているところ

また、これまで同様、「植物としてのウルシの研究」「ウルシの栽培育成」「漆液生産の技術と文化」、「漆液の化学的特性と漆液精製技術」「漆器木地の制作技術」「塗料としての漆の化学・工学」「漆工芸の技術と文化」「漆器生産と流通」「漆の生産から消費まで」「漆器の生産活動と地域社会との関係」「漆器の利用文化と美術工芸」など、縦割り状態にある様々な専門分野を「漆」という一文字で繋ぎたいと考えています。

 

写真3 試作した乾漆伎楽面

2.主催

漆サミット実行委員会、明治大学

3.共催

京都府立大学、(地独)京都市産業技術研究所、NPO法人丹波漆、京漆器工芸協同組合、京都府仏具協同組合、京漆会、社寺建造物美術協議会

4.後援

(独)森林総合研究所、漆を科学する会、NPO法人壱木呂の会

5.期日

2014年(平成26年)12月5日(金)~7日(日) 3日間

 6.会場

京都府立大学(京都市)、丹波漆植栽地見学(福知山市夜久野)、石清水八幡宮(八幡市)


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京都府立大学のキャンパスマップはこちらから(PDFファイル)

7.内容

「漆サミット2014 in京都」では、①文化財建造物への日本産漆の利用についての見学会・講演会・鼎談、②精漆業者のジュニアオーナーからの日本産漆利用の将来への展望等のパネルディスカッション、③丹波漆植栽地見学(福知山市夜久野町)、漆に関する様々な研究や取り組みを紹介するポスターや乾漆伎楽面の展示などを予定しています。

 

8.日程

第1日 平成26年12月5日(金)
※定員50名(申込締切:11月21日)

14:00~17:00 文化財修復見学会・石清水八幡宮(解説:澤野道玄氏)

集合場所:ケーブルカー降口、集合時間:14時

第2日 平成26年12月6日(土)

9:00~ 9:20 開会式

9:30~11:00 講演会「文化財建造物への日本産漆の利用と課題(仮)」 (株)さわの道玄代表取締役 澤野道玄氏・(株)小西美術工藝社代表取締役会長兼社長 デービッド・アトキンソン氏

11:00~12:00 鼎談 進行:(地独)東京都立産業技術研究センター木下稔夫氏、澤野道玄氏・デービッド・アトキンソン氏

13:00~14:30 ポスター発表

14:30~17:00 パネルディスカッション「「若き精漆業者が日本産漆を考える(仮)」進行:(地独)京都市産業技術研究所大薮 泰氏、鹿田喜造漆店鹿田俊之氏・(株)堤淺吉漆店堤 卓也氏・(株)佐藤喜代松商店佐藤貴彦氏・(株)加藤小兵衛商店加藤雅士氏

18:00~20:00 懇親会 ※要事前申し込み・有料(申込締切:11月21日)

 第3日 平成26年12月7日(日)

7:00~17:00 丹波漆植栽地見学(福知山市夜久野町)※定員50名・有料(申込締切:11月14日)

9.参加対象

“漆”関係者及び一般

10.参加費

無料(懇親会・丹波漆植栽地見学を除く)

11.事務局(問い合わせ・文化財修復見学会等申し込み先)

・ポスター展示に関すること、サミット全体に関する問い合わせ

<漆サミット実行員会事務局>

〒305-8687 茨城県つくば市松の里1
(独)森林総合研究所 森林微生物研究領域微生物生態研究室内(担当:田端雅進)
電話:029-829-8245 FAX:029-874-3720
E-mail:info@urushisummit.jp
公式ホームページ http://urushisummit.jp/

漆サミット2014 in京都実行委員会

<委員長>
椎名 隆(京都府立大学教授)
<委員>
阿佐見徹(元京都市産業技術研究所工業技術センター長)
大薮 泰((地独)京都市産業技術研究所理事・研究室長)
岡本嘉明(NPO法人丹波漆理事長)
石崎陽子(京都府立大学研究員)