参加申し込み方法

「漆サミット2012 in 浄法寺」への参加を希望される方は、大変恐縮ですが、次の事項を9月10日(月曜日)までに事務局へご連絡くださるようお願いいたします。

①氏名・所属
②連絡先(住所・電話番号・E-mail)
③植栽地見学会ほか10月12日の参加/不参加(先着40名様となります。)
④交流会の参加/不参加(当日、参加費を頂戴いたします。)

なお、浄法寺漆共進会、「地域活性化を目指した国産ウルシの持続的管理・生産技術の開発」成果報告、基調講演「文化財修復に果たす日本産漆の役割」(仮題)、パネルディスカッション「文化財の保存修復と日本産漆」(仮題)への参加については事前申し込みを不要といたしますが、席等には限りがございますことをご了承ください。


漆サミット実行委員会事務局

〒305-8687 茨城県つくば市松の里1
(独)森林総合研究所 微生物生態研究室
田端雅進
Tel: 029-829-8245
Fax: 029-874-3720
E-mail: 2012joboji@urushisummit.jp

開催日・主会場・プログラム・宿泊

開催日

2012年10月12日(金)~14日(日)

主会場

岩手県二戸市浄法寺文化交流センターほか

〒028-6854 岩手県二戸市浄法寺町下前田30 -1

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日程

プログラムは以下のとおりです。(時間や内容は変更される場合がありますので、ご注意ください。)

10月12日(金曜日)

11:45~ウルシ植栽地見学会(吉田)※定員40名
12:55~浄法寺漆器で味わう昼食会(浄門の里)
14:15~漆掻き体験(ふるさと文化財の森「浄法寺漆林」)
15:45~浄法寺歴史民俗資料館見学

10月13日(土曜日)

9:00~浄法寺漆共進会(浄法寺福祉会館1階ホール)
12:00~ポスター発表(浄法寺文化交流センター)
13:00~開会式(浄法寺文化交流センター)
13:40~「地域活性化を目指した国産ウルシの持続的管理・生産技術の開発」成果報告
17:00~質疑
17:30~浄法寺漆共進会表彰式
18:30~交流会

1014日(日曜日)

9:00~ポスター発表
10:00~基調講演「文化財修復に果たす日本産漆の役割」(仮題)
講師:重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝) 室瀬和美先生
東京国立博物館学芸研究部保存修復課長 神庭信幸氏
12:00~ポスター発表
13:00~パネルディスカッション「文化財の保存修復と日本産漆」(仮題)
パネラー:名古屋工業大学 麓和善氏、堤浅吉漆店 堤孝氏、斎藤漆工藝 斎藤敏彦氏、日光社寺文化財保存会 佐藤則武氏、文化庁建造物課修復ご担当者
コーディネーター:建築装飾技術史研究所 窪寺茂氏
15:00~質疑
15:30~閉会式

参加対象

 “漆”関係者及び一般

参加費

無料。(交流会を除く)

 ●10月12日(金)は定員がありますので、定数となり次第、締め切らせていただきます。


宿泊

●宿泊希望の方は、各自でご予約されるようお願いいたします。(二戸市内に予約される場合は「漆サミット」参加者である旨をお伝えください。)

主な宿泊施設

浄法寺地区

・「天台荘」(民宿) 0195-38-2139
・「つたや旅館」 0195-38-2326

二戸地区

・「二戸パークホテル」(ビジネスホテル) 0195-23-5151
・「二戸シティホテル」(ビジネスホテル) 0195-23-9111
・「ホテル村井」(ビジネスホテル) 0195-23-7151
・「ホテル金田一」(金田一温泉) 0195-27-3111
・「割烹旅館おぼない」(金田一温泉) 0195-27-2221
・「きたぐに旅館」(金田一温泉) 0195-27-2531
・「仙養館」(金田一温泉) 0195-27-2231


 

「漆サミット2012 in 浄法寺」でのポスター発表のお願い

漆サミット2012 in 東京(2012年1月)でのポスター発表の様子

「漆サミット」は、「国産漆」の現状を全国レベルで把握し、お互いに認識を共有することを主目的としています。

「漆」は、樹液としての漆採取から始まり、塗料としての塗り、漆器の製品販売等、多くの方々が様々な形で関わってきた日本を代表する伝統産業であり、文化です。

本サミットでは、規模の大小、生業・趣味であるか、あるいは個人、グループ、各種団体等を問わず、関係する皆様にその取り組みや現状、成果等についてポスターに作成していただきたいと考えています。

1)ウルシ資源の育成・管理、ウルシの植物学に関わる成果や事例紹介
2)遺跡出土(品)に関連した漆の遺物・遺構に関わる成果や事例紹介
3)漆を活かした(まちづくり等の)取り組みの成果や事例紹介
4)その他

このポスターは、10月12日(金)から14日(日)までの3日間にわたり、漆サミット実行委員会が岩手県二戸市浄法寺町で開催します「漆サミット2012 in 浄法寺」における企画のひとつとして展示し、展示会場にて意見交換も予定しています。

つきましては、趣旨をご理解のうえ、是非ともこのポスター展示へご参加いただきたく、衷心よりお願い申し上げる次第です。

なお、ポスターは別紙にありますような規格、内容でお願いしますが、ポスターそのものの作成はご自分で作成されるか、あるいはポスターに入れるべき内容の文章やデータ、写真、図等を頂いて、事務局で作成させていただくことが可能です。

なお、ポスター作成にかかる経費は一切かかりません(サミット実行委員会で負担します)。また、会期中(2012年10月12日〜14日)に展示会場においでになれなくとも、ポスター発表だけの参加も可能です。

つきましては、別紙もご覧頂いた上で、以下のアンケートについて8月31日(金)までに事務局まで、郵便、FAX、電子メール等でお寄せいただければ幸いです。

漆サミット2012 in 浄法寺 ポスター発表申し込み・アンケート用紙はこちらからダウンロードしてください。

第4回漆サミット(漆サミット2012 in 浄法寺)

1.趣旨

「漆サミット2012 in 浄法寺」は、文化財の保存修復に不可欠な植物性資材の一つである日本産漆が抱える現状や課題、最新の研究成果等について発表・討論・共有することで、ふるさと文化財の森「浄法寺漆林」や「浄法寺漆」をはじめとする日本国内のウルシ林や日本産漆の普及啓発を図ることを目的として実施するものです。

日本人は縄文時代から漆の優れた特性を知り生活の中で漆を使い、愛でてきました。

漆器はかつて中世の西洋において、「japan」と呼ばれていたほどで、日本は世界に誇る漆の国であると言えます。中でも岩手県は二戸市浄法寺町を中心として、良質な漆の生産地という背景を持ち、漆文化が深く根付いている地域となっています。

漆掻きの様子

中でも、岩手県二戸市は浄法寺町を中心として、民間と行政が連携してウルシの植栽や管理を進め、その独特な漆掻き技術により現在日本産漆の約8割を生産する国内最大の生産地として漆文化が根付いている地域であり、その漆は京都鹿苑寺金閣や日光二社一寺といった国宝や重要文化財の修理・修復に使用され、我が国の文化財保存に欠かせない存在となっています。

しかし、日本産漆の需要が落ち込んでいる中で生産量の減少傾向が続くとともに、ウルシ林の荒廃や漆掻き職人の高齢化が進んでおり、優良なウルシ原木の資源確保や後継者の確保は喫緊の課題となっています。また、「浄法寺漆」の一般消費者への認知度は極めて低いことから、積極的に普及宣伝し、認知度を高めていく必要があります。

ウルシ林見学会の様子

本サミットは、こうした課題解決に向けた環境醸成を図ろうとするものであり、多くの皆様の参加を心から期待するものです。

浄法寺漆共進会の様子

2.主 催

 漆サミット実行委員会(文化庁委託)、(独)森林総合研究所、岩手県二戸市

3.共 催(予定)

 岩手県県北広域振興局、日本うるし掻き技術保存会

4.後 援(予定)

 林野庁、明治大学、岩手県浄法寺漆生産組合、日本産漆を支援する壱木呂の会、二戸市社会福祉協議会浄法寺支所、ふれあいのまちづくり推進会、日本文化財漆協会、報道機関ほか

 5.期 日

 2012年(平成24年)10月12日(金)~10月14日(日)

 

詳細については,以下のページをご覧ください。