「漆サミット2012 in 浄法寺」でのポスター発表のお願い

漆サミット2012 in 東京(2012年1月)でのポスター発表の様子

「漆サミット」は、「国産漆」の現状を全国レベルで把握し、お互いに認識を共有することを主目的としています。

「漆」は、樹液としての漆採取から始まり、塗料としての塗り、漆器の製品販売等、多くの方々が様々な形で関わってきた日本を代表する伝統産業であり、文化です。

本サミットでは、規模の大小、生業・趣味であるか、あるいは個人、グループ、各種団体等を問わず、関係する皆様にその取り組みや現状、成果等についてポスターに作成していただきたいと考えています。

1)ウルシ資源の育成・管理、ウルシの植物学に関わる成果や事例紹介
2)遺跡出土(品)に関連した漆の遺物・遺構に関わる成果や事例紹介
3)漆を活かした(まちづくり等の)取り組みの成果や事例紹介
4)その他

このポスターは、10月12日(金)から14日(日)までの3日間にわたり、漆サミット実行委員会が岩手県二戸市浄法寺町で開催します「漆サミット2012 in 浄法寺」における企画のひとつとして展示し、展示会場にて意見交換も予定しています。

つきましては、趣旨をご理解のうえ、是非ともこのポスター展示へご参加いただきたく、衷心よりお願い申し上げる次第です。

なお、ポスターは別紙にありますような規格、内容でお願いしますが、ポスターそのものの作成はご自分で作成されるか、あるいはポスターに入れるべき内容の文章やデータ、写真、図等を頂いて、事務局で作成させていただくことが可能です。

なお、ポスター作成にかかる経費は一切かかりません(サミット実行委員会で負担します)。また、会期中(2012年10月12日〜14日)に展示会場においでになれなくとも、ポスター発表だけの参加も可能です。

つきましては、別紙もご覧頂いた上で、以下のアンケートについて8月31日(金)までに事務局まで、郵便、FAX、電子メール等でお寄せいただければ幸いです。

漆サミット2012 in 浄法寺 ポスター発表申し込み・アンケート用紙はこちらからダウンロードしてください。

第4回漆サミット(漆サミット2012 in 浄法寺)

1.趣旨

「漆サミット2012 in 浄法寺」は、文化財の保存修復に不可欠な植物性資材の一つである日本産漆が抱える現状や課題、最新の研究成果等について発表・討論・共有することで、ふるさと文化財の森「浄法寺漆林」や「浄法寺漆」をはじめとする日本国内のウルシ林や日本産漆の普及啓発を図ることを目的として実施するものです。

日本人は縄文時代から漆の優れた特性を知り生活の中で漆を使い、愛でてきました。

漆器はかつて中世の西洋において、「japan」と呼ばれていたほどで、日本は世界に誇る漆の国であると言えます。中でも岩手県は二戸市浄法寺町を中心として、良質な漆の生産地という背景を持ち、漆文化が深く根付いている地域となっています。

漆掻きの様子

中でも、岩手県二戸市は浄法寺町を中心として、民間と行政が連携してウルシの植栽や管理を進め、その独特な漆掻き技術により現在日本産漆の約8割を生産する国内最大の生産地として漆文化が根付いている地域であり、その漆は京都鹿苑寺金閣や日光二社一寺といった国宝や重要文化財の修理・修復に使用され、我が国の文化財保存に欠かせない存在となっています。

しかし、日本産漆の需要が落ち込んでいる中で生産量の減少傾向が続くとともに、ウルシ林の荒廃や漆掻き職人の高齢化が進んでおり、優良なウルシ原木の資源確保や後継者の確保は喫緊の課題となっています。また、「浄法寺漆」の一般消費者への認知度は極めて低いことから、積極的に普及宣伝し、認知度を高めていく必要があります。

ウルシ林見学会の様子

本サミットは、こうした課題解決に向けた環境醸成を図ろうとするものであり、多くの皆様の参加を心から期待するものです。

浄法寺漆共進会の様子

2.主 催

 漆サミット実行委員会(文化庁委託)、(独)森林総合研究所、岩手県二戸市

3.共 催(予定)

 岩手県県北広域振興局、日本うるし掻き技術保存会

4.後 援(予定)

 林野庁、明治大学、岩手県浄法寺漆生産組合、日本産漆を支援する壱木呂の会、二戸市社会福祉協議会浄法寺支所、ふれあいのまちづくり推進会、日本文化財漆協会、報道機関ほか

 5.期 日

 2012年(平成24年)10月12日(金)~10月14日(日)

 

詳細については,以下のページをご覧ください。

 

第4回漆サミット(漆サミット2012 in 浄法寺)開催のお知らせ(第1報)

第4回漆サミットを2012年10月12日から10月14日まで,岩手県浄法寺で開催します。

・日程:
2012年10月12日(金)~14日(日)

・場所:
岩手県二戸市浄法寺文化交流センター
〒028-6854 岩手県二戸市浄法寺町下前田30 -1

詳細については,「漆サミット2012 in 浄法寺」をご覧ください。

第1回漆サミット(漆サミット2010)

「日本産漆の生産の現状と将来」を知るために、2010年1月15日~17日、ポスター展示や講演会などを開催しました。のべ約1500名という非常に多くの方にご来場いただき、ありがとうございました。

 

 

日程

日程 開始時間  催し物  参加者
 第1日目:2010年1月15日(金)  午後1時30分~  開会記念講演会など  約800名
 第2日目:2010年1月16日(土)  午前10時~  漆の講演会、漆サミット2010  約350名
 第3日目:2010年1月17日(日)  午前10時~  漆の講演会  約350名

 

漆サミット2010の趣旨

ウルシ科の樹木から樹液を取り、それを調整加工して塗料あるいは接着材として利用するのは東アジアから南アジアにかけての固有の文化である。とりわけ日本、中国、朝鮮半島ではウルシ属のウルシの樹液を用いて漆製品とする技術・文化が古くから発達し、人びとは漆器のある生活を営み、そして高度な美術工芸品を生み出してきた。特に日本に於いてはウルシの栽培・漆液採取に始まり、木地生産、塗り、加飾など、それを製品に仕上げ、流通するすべての段階において、実に多くの人びとが携わって、漆製品を作りあげ、利用する技術・文化体系が高度に発展してきた。しかし、現今の大量生産・大量消費を是とする社会においては、良質なものを息長く利用する漆のような技術と文化は片隅に追いやられ、わずかに息づいているに過ぎない。高度な天然素材で、環境負荷も少なく、またアジアの気候風土にマッチした漆の復権を計ることは、現在地球人類全体の最重要課題である地球温暖化、地球環境悪化の状況を少しでも改善するために貢献することになると言える。

そこで、この漆サミットでは、この漆の元となる植物としてのウルシそのものの研究に始まり、その栽培育成と漆液生産の技術と文化、漆液の物理化学的性質の研究と漆液精製技術、漆器木地の制作技術、塗料としての漆の化学・工学、漆工芸技術と文化、漆器生産と流通、漆の生産から消費のすべての過程での地域の生産活動と地域社会、そして漆器の利用文化と美術工芸など、漆に関連するすべての分野と活動に関わる人びとが一堂に会して、縦割り状態にある個々の専門分野を「漆」という緯糸で横断的に総合し、互いの情報交換と相互理解、そして協働しての漆技術の継承と復権を計る場として設定した。漆を巡る専門分野の学会や研究会は既にいくつかあり、それらは活発な活動を通してこれまでにも多くの業績を上げて来ているが、このサミットではそれらの団体にも積極的に参加を仰ぎ、漆産業と技術・文化の更なる継承と発展を図る場としたい。

漆サミット2010実行委員会

鈴木三男(代表)、阿佐見徹、石村一洋、岡村道雄、小野忠司、北野信彦、佐々木由香、高尾曜、田端雅進、中村裕、能城修一、本間幸夫、三田村有純、宮腰哲雄、山田昌久、四柳嘉章、若宮隆志

漆サミット2010年 プログラム

○ 第1日目 2010年1月15日(金)

午後  オープニングセレモニー

 

 

 

 

 

 

 

午後  開会記念講演会 (二戸市名誉市民 瀬戸内 寂聴 師)

○ 第 2日目 2010年1月16日(土)

午前 「漆の講演会 1」

1 漆文化のあけぼの 漆の考古学 (明治大学文学部 阿部 芳郎 氏)
2 漆の成分から何がわかるか (東京大学総合博物館 吉田 邦夫 氏)
3 塗膜片から見る漆のすがた (明治大学理工学部 本多 貴之 氏)
4 ミクロの世界の漆工芸技術 (帝京大学山梨文化財研究所 河西 学 氏)

午後  講演会「日本のウルシ」

1 ウルシ利用の技術史 (首都大学東京 山田 昌久 氏)
2 漆の特性とその可能性 (前京都市産業技術研究所 阿佐見 徹 氏)

午後  「漆サミット2010」 ウルシ産地の現状

全国の漆生産地からのポスター発表

午後  パネルディスカッション「産地の現状と今後」

コーディネーター :鈴木 三男 氏(東北大学)
パネリスト:中村 裕氏(岩手県二戸市) 本間 幸夫氏(茨城県常陸大宮市) 小野 忠司 氏(岡山県新見市)

午後  漆サミット2010懇親会

○ 第3日目 2010年1月17日(日)

午前  「漆の講演会 2」

1 漆の気体透過の科学(明治大学理工学部 永井 一清 氏)
2 漆の乾燥・硬化の科学(明治大学理工学部 石村 敬久 氏)
3 漆の劣化と保存・修復の科学(東京都立産業技術研究センター 神谷 嘉美 氏)
4 漆カブレの科学(聖マリアンナ医科大学微生物教室 中島 秀喜 氏)

午後  講演会「漆の文化」

1 増村 紀一郎 氏(重要無形文化財保持者(きゅう漆))
2 室瀬 和美 氏(重要無形文化財保持者(蒔絵))

 

○ 展示

漆樹のしずくをあつめて・・・ ~国産漆最大の産地 浄法寺~

■ 漆生産地域の現状を知ってもらうために

・二戸市浄法寺地域の現状を展示やパネルで紹介
・岩手県立大学の学生による企画展示
・漆掻き体験や漆塗り体験

 

漆の学術フロンティア推進事業

■ 漆の科学的性質を知ってもらうために

・「漆の学術フロンティア推進事業」の展示
1)漆文化のあけぼの
出土漆、伝世品漆
2)現代の漆工芸
代表的な産地の漆工芸品、琉球漆器、東南アジア~東アジアの漆工芸品、漆塗りの道具類(漆刷毛)など
3)これからの漆の利用法
ハイブリッド漆、ナノ漆、インクジェット印刷を利用した蒔絵、合成漆など

 

漆サミット2010 「日本産漆生産の現状と将来」

■ 国内漆資源の現状と取組を知ってもらうために

・全国の主な漆生産地のポスター展示

第1回漆サミット(漆サミット2010)ポスター

現在公開のために準備しています。しばらくお待ちください。

第2回漆サミット(漆サミット2011)

漆サミット2011 「 危機に直面している国産漆」

2011年1月14日と15日、明治大学にて漆サミット2011が開催されました。連日多数の方にご来場いただき、ありがとうございました。

今回はテーマ別に3つのセッションとそれにかかわるポスター発表が設けられました。

1.趣 旨

本事業は、ふるさと文化財の森「浄法寺漆林」や国の選定保存技術となっている「日本産漆生産・精製技術」、さらには「浄法寺漆」・「奥久慈漆」・「備中漆」など日本産漆についての普及啓発を目的とする。 中でも、岩手県二戸市は浄法寺町を中心として、国内最大の生産地として漆文化が根付いている地域であり、その漆は京都鹿苑寺金閣や日光二社一寺といった国宝や重要文化財の修理・修復に使用され、我が国の文化財保存に欠かせない存在となっている。 しかし、他産地も含め、漆掻き職人の高齢化が進んでいるなど、優良なウルシ原木の資源確保や後継者の確保は喫緊の課題となっており、こうした問題を積極的に普及宣伝し、課題解決に向けた環境を整えていく必要があることから、本サミットを実施するものである。なお、本サミットは文化庁の「ふるさと文化財の森システム推進事業」の一環として行っている。

2.主 催

漆サミット実行委員会

3.共 催

明治大学・岩手県二戸市

4.後 援

(独)森林総合研究所・東北大学植物園・東京藝術大学・奥久慈漆生産組合・日本産漆を支援する 壱木呂の会・(株)パレオ・ラボ・(社)林原共済会・漆を科学する会

5.漆サミット2011実行委員会

宮腰哲雄(実行委員長)、鈴木三男、中村 裕、本間幸夫、三田村有純、小椋範彦、窪寺 茂、岡村道雄、北野信彦、山田昌久、阿佐見 徹、佐々木由香、工藤雄一郎、四柳嘉章、若宮隆志、高山雅之、中川綾子、能城修一、田端雅進

漆サミット2011内容

場所:明治大学駿河台キャンパス アカデミーコモン2階

日時:2011年1月14日(金)・15日(土)

○ 第1日目 2011年1月14日(金)

9:00~ 開場・受付
9:45~10:00 開会
開会のことば
主催者あいさつ 漆サミット実行委員会実行委員長 宮腰哲雄
来賓あいさつ 文化庁文化財部参事官(建造物担当)参事官補佐 井上敏昭氏

10:00~12:00 基調講演「漆の魅力」

対 談:三田村有純(東京藝術大学)・鈴木三男(東北大学植物園)         聞き手:白井貴子氏(シンガーソングライター)

12:00~13:00 休憩

13:00~14:30 ポスターセッション&展示見学

14:30~15:00 休憩

15:00~17:30  セッション1「国産漆のこれからの方向を模索して」

オーガナイザー:本間幸夫(壱木呂の会代表・漆芸家)

概要  第1回の漆サミットの結果をふまえ、ウルシの木の激減と後継者の育成に係わる問題点と、漆掻きと塗り手が漆の需要と供給というお互いの要望を率直に述べてもらい、さらなる需要の喚起を図る。 また日本産漆の需要の低迷は、それ以前に日本人の漆器離れという現状があり、漆器離れを巡る問題提起にエンドユーザーの代表から意見を頂く。世の中のニーズに変化が起き個人的制作を含め仕事の内容も又変わっていくのは宿命のような所もあるが、その辺もメディア側の厳しいご指摘や批判を頂く。パネリストとして浄法寺の漆掻きの鈴木健司氏と日本産を主に使っている塗り手の伏見真樹氏、エンドユーザーの代表には季刊「銀花」の編集長を11年務めた萩原薫氏にお願いした。 本セッションでは、漆に関する塗り手と漆掻きへのアンケート調査の報告もポスター発表と共に行ない、現時点での日本産漆の問題点を塗り手とこの問題に係わる多くの方々ができる範囲の運動に結びつけながらより良い形で継承されていくようにできればと考えている。このセッションで結論が導き出されることは難しいと思うが、何が現在大きな障害になっているか、問題点を探し出すことが目的である。

15:00~15:30 イントロダクション1
掻き手:鈴木健司(漆掻き・塗師)
15:30~16:00  イントロダクション2
作り手:伏見真樹(漆芸家)・使い手:萩原 薫(編集者)
16:00~17:30  パネルディスカッション
司会:本間幸夫
パネラー:鈴木健司、伏見真樹、萩原 薫

18:00~20:00 懇親会(サロン紫紺)

○ 第2日目 2011年1月15日(土)

9:00~ 開場・受付

10:00~12:00 セッション2「健全なウルシの森づくりに向けて」

オーガナイザー:田端雅進(森林総合研究所)

セッション2 「健全なウルシの森づくりに向けて」

概要  ウルシの樹液は、天然塗料として縄文時代から漆器や美術工芸品 等に使われ、日本人に広く親しまれている。しかし、現在日本で使 用される漆の約98%を中国産が占め、国産漆は残り2%程度しか生産されていない。漆は、伝統文化の維持に貢献してきた が、昨今伝統文化を支える漆の供給が危機的状況にある。これまで 2%に満たない国産漆は、高級な漆器にこだわる生産者らによって、主に上塗りの用途に使用されてきた。こだわりのある漆器生産者 は、中国産漆よりも国産漆の方が耐久性に優れている等の特性を指 摘するものの、こうした特性やその原因は解明されていない。 最近の動きとして、日光の文化財修復で平成19年より国産 漆生産全体の4割にも達する量が使用され始めたことにより、 安定的な需給体制を確立する必要性が高まっている。そのためにはウルシ林の資源量を明らかにし、ウルシ林の管理技術を確立する必 要がある。また、その管理技術を有する人材の育成やそのための制 度の整備も必要である。 本セッションでは岩手県での「浄法寺漆振興戦略」に基づく施 策、二戸市での「漆を活かしたまちづくり」に沿った事業、森林総 合研究所や明治大学などによる「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業:地域活性化を目指した国産ウルシの持続的管理・ 生産技術の開発」を紹介し、健全なウルシの森づくりに向けて何が 必要かについて議論の場としたい。

10:00~10:30 イントロダクション 田端雅進
10:30~12:00 パネルディスカッション
司会:田端雅進
パネラー:太田 浩(岩手県県北広域振興局農政部二戸農林振興センター)、          中村 裕(二戸市うるし振興室)、宮腰哲雄(明治大学理工学部)

12:00~13:00 休憩
13:00~14:00 ポスターセッション&展示見学

14:00~16:00 セッション3「下宅部遺跡をめぐる縄文時代の漆文化」

オーガナイザー:能城修一(森林総合研究所)

概要  東京都東村山市下宅部遺跡(縄文時代中期中葉~晩期中葉;今から5300~2800年前)からは、様々な漆塗りの容器や飾り弓、漆器製作過程で使われた容器やパレット、水銀朱が付着した磨石などが出土している。また、漆掻きの痕跡をもつウルシの木が杭として使われていたほか、漆液で補修された土器なども出土している。このように下宅部遺跡では、漆液の採取から漆器の製作、および漆液採取後のウルシ木材の利用までが、当時の森林資源利用体系のもとで行われていたことが明らかとなっている。セッション3では、現在漆を扱っている様々な方に、下宅部遺跡の出土遺物を実際に見ていただき、当時の漆液利用や漆器製作、およびウルシ林の管理と利用がどのように想定されるかについて議論する場としたい。 オーガナイザーからは、下宅部遺跡から出土した木材の分析から、ウルシの木の太さや年齢などを中心にして、ウルシ林の管理と利用がどのように捉えられるのかを説明したい。それを受けて、パネラーの方には、ウルシの林の管理や、漆液の採取方法、漆液の必要量、漆器をつくる際の漆液の使用方法やその技術などについて、話題提供をお願いしたい。
14:00~14:30 イントロダクション
千葉敏朗(東村山ふるさと歴史館)・能城修一(森林総合研究所)
14:30~16:00 パネルディスカッション
司会:佐々木由香(パレオ・ラボ)
パネラー:神長正則(奥久慈漆生産組合)、本間健司(荻房茨城奥久慈工房)、千葉敏朗、能城修一
16:00 閉会

<ポスター発表>

今回はセッションのテーマに沿ったポスターおよび、そのほか漆に関わる成果のポスターの発表を行いました。

セッション1関連:  漆を生かした取り組みの成果・事例紹介

セッション2関連:  ウルシの資源・育成・管理、ウルシの植物学に関わる成果・事例紹介

セッション3関連:  遺跡出土に関連した漆の遺物・遺構に関わる成果・事例紹介

■展示 セッション3にかかわる下宅部遺跡の遺物の展示および現代作家による作品の展示を行いました。

漆サミット2011は 農林水産省「新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業」および文化庁「ふるさと文化財の森システム推進事業」です。