国宝・重要文化財建造物の修理における利用素材の講演会開催のご案内

下記のとおり講演会を二戸市シビックセンターで開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。

国宝・重要文化財建造物の修理における利用素材の講演会

◇日 時:10月17日(土)10:00~12:00(開場:9:30~)

◇場 所:二戸市シビックセンターホール(岩手県二戸市石切所荷渡6-2)

◇内 容
趣旨説明 日本漆アカデミー会長 田端雅進  10:00~10:10

(1) 講演  10:10~11:40
①「日光の建造物漆塗りと劣化」
公益財団法人日光社寺文化財保存会漆塗管理技術者 佐藤則武

②「文化財建造物における修理用資材としての漆液の有為性」
建築装飾技術史研究所所長 窪寺茂

(2) 質疑応答  11:40~12:00

◇主 催:日本漆アカデミー
◇後 援:二戸市、NPO法人 壱木呂の会

2020年講演会、見学および漆サミット2020開催のご案内

2020年講演会、見学および漆サミット2020開催のご案内

 

講演会、見学および漆サミット2020に参加される皆様

日本漆アカデミーは2020年ふるさと文化財の森普及啓発事業において、下記のとおり10月17~18日に国宝・重要文化財建造物の修理における利用素材と漆搔き職人などによる講演会および浄法寺林ふるさと文化財の森などの見学、11月21日に漆サミット2020を行います。コロナ禍ではありますが、新型コロナウイルス感染症の対策を十分に実施した上で10月17日の講演会は二戸市シビックセンターで、18日の見学はとふるさと文化財の森などでそれぞれ規模を縮小して行います。
講演会や見学において開催の可否は1週間前に決定しますが、感染症の急な拡大などが発生した場合には、中止の判断をする場合があります。

講演会・見学開催における新型コロナウイルス感染症の対策について

1 参加を希望する方には1週間前を目処に「氏名、所属、メールアドレス、電話番号」を記入し、メール(e-mail: info@urushisummit.jp)か、ファックス(fax: 019-641-6747)で参加登録をしてもらいます。今回の講演会・見学の参加は東北地方の方に限定します。
2 講演会会場は開場の定員の1/3を最大収容人数とし、この人数を超えた時点で受付を停止します。
3 来場の3日前以降に体調不良が認められた場合は、来場を控えていただきます。
4 来場当日は必ず検温を行ってもらい、別途配付の健康観察チェックシートに記入・持参をした上で来場していただきます。
5 来場に際してはマスクを持参し、来場中はマスクの着用をお願いします。また、会場においては会場の入口にて手指の消毒をお願いします。
6 来場前の2週間は、手洗いの励行やマスク着用など基本的な感染症対策を徹底し、不特定多数が参加するイベントなどの人込みの多い場所を避けるなど、感染リスク軽減をお願いします。
7 演台や受付においては飛沫防止パネルを設置し、飛沫感染を防止します。
8 会場において日本漆アカデミー運営委員やアルバイトは飛沫感染防止のため、マスクか、フェイスシールドを着用します。
9 講演会・見学会終了後14日以内に参加者が新型コロナウイルス感染症の陽性者となった場合には、日本漆アカデミーから参加者にメールか、電話による周知を行います。

-10月17~18日の講演会とふるさと文化財の森などの見学の主なスケジュール-

10月17日(土):講演会(場所:岩手県二戸市シビックセンター)
10:00~12:00 利用素材の講演会
13:00~17:00 漆搔き職人などによる講演会
10月18日(日):ふるさと文化財の森などの見学(場所:ふるさと文化財の森、苗畑)
9:00~11:00 浄法寺漆林ふるさと文化財の森・苗畑見学
詳細は決まり次第、随時アップします。
一方、漆サミット2020は期間を一日に短縮し、オンラインで開催します。すべての企画はインターネットを利用してWeb上で行います。そのため、漆サミット特設サイトを開設します。

漆サミット特設サイト:http://www.isc.meiji.ac.jp/~th_lab/Summit2020/
パスワード:h8B3p7RQ (特設サイトに入るにはパスワードが必要です)

漆サミット2020には、パソコン・スマートフォンとインターネット環境があれば、全国どこからでも参加できますが、必ず事前に下記のGoogleフォームで参加登録をしていただく必要があります。参加登録の締切は11月13日(金)となります。
https://docs.google.com/forms/d/1NwEmX8HeYuwUoiFcFu2dBI5jlhGb16ebUtEG_M3Tc2Q/edit
多くの方々のご参加をお待ちしております。周りの方にもご案内いただければ幸いです。
詳しい内容につきましては、日本漆アカデミーHPをご確認ください。ご不明の点がございましたら、日本漆アカデミー運営委員会(e-mail: info@urushisummit.jpか、fax: 019-641-6747)までお問い合わせください。

-漆サミット2020の主なスケジュール-

9月28日(月)~11月6日(金):漆サミット2020参加登録
11月21日(土):講演会とポスター発表の動画配信
10:00~12:00 国産漆の使用100%化を目指したウルシ資源造成に関わる講演会
12:00~14:00 ポスター発表(昼食など休憩含む)
14:00~17:00 ウルシ資源を活かした地方創生の取組に関わる講演会
11月22日(日)~24日(火):見逃し配信

1. 講演会
講演会は講演者の動画配信と動画配信後、Zoomを用いて主催者と講演者との質疑応答を行います。Zoomを用いての講演会のため、今回は参加者と講演者との質疑応答は行わないこととします。

2.ポスター発表
漆サミット2020では、規模の大小、個人、グループ、各種団体などを問わず、関係する皆様にその取組や現状、成果などについてポスターを作成していただきたいと考えています。PDFによりポスターを作成し、明治大学のWebアクセスを利用し、自由に閲覧出来るように配置します。ポスター発表について質問がある場合は後日、各ポスター発表者と直接メールにて行っていただきます。

詳細は決まり次第、随時アップします。

「浦添市美術館30周年記念シンポジウム」開催のお知らせ

浦添市美術館30周年記念シンポジウムを浦添市美術館にて下記要領にて開催いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。


http://urushisummit.jp/wp-content/uploads/Urazoe2020.pdf

浦添市美術館のこれからを語る

日時:令和2年2月1日(土) 14時30分~17時30分
場所:浦添市美術館 講堂
主催:浦添市美術館
日程
Ⅰ 基調講演
①「浦添市美術館開館の理念や展覧会について」
宮城 篤正(初代館長・元沖縄県立芸術大学長・美術史研究者)
②「世界に誇れる漆の美 ~日本・琉球の漆の特色~」
室瀬 和美(重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝))
Ⅱ シンポジウム ー浦添市美術館のこれからを語るー
室瀬 和美(基調講演者)
宮城 篤正(基調講演者)
前田 孝充(漆芸作家(沖縄県指定無形文化財【琉球漆器】技術保持者))
四柳 嘉章(友好館長(石川県輪島漆芸美術館長・漆芸研究者))
柴 二三夫(浦添市立前田小学校前校長,浦添市美術館協議会委員)
松本 哲治(浦添市長)
Ⅲ 展示解説(ギャラリートーク)・見学案内
浦添市美術館開館30周年記念展・令和元年度第3期常設展
「守り伝える琉球王朝の美」
懇親会 浦添市美術館隣の花うるしにて開催いたします(会費制)

「漆サミット2019 in 弘前」でのポスター発表のお願い

「漆サミット」は、「国産漆」の現状を全国レベルで把握し、お互いに情報を共有することを主目的としています。
「漆」は、樹脂を含む樹液としての採取から始まり、塗料としての塗り、漆器の製品販売等、多くの方々が様々な形で関わってきた日本を代表する伝統産業であり、文化です。
本サミットでは、規模の大小、生業・趣味であるか、あるいは個人、グループ、各種団体等を問わず、関係する皆様にその取組や現状、成果等についてポスターに作成していただきたいと考えています。

1)ウルシ資源の育成・管理、ウルシの植物学に関わる成果や事例紹介
2)遺跡出土(品)に関連した漆の遺物や遺構に関わる成果や事例紹介
3)漆を活かしたまちづくり等の取組の成果や事例紹介
4)その他

このポスターは、2019年11月15日(金)と16日(土)に、日本漆アカデミーが弘前市立観光館多目的ホールで開催します「漆サミット2019 in 弘前」の企画の一つとして展示し、展示会場にて意見交換も予定しています。
つきましては、趣旨をご理解のうえ、是非ともこのポスター展示へご参加いただきたく、衷心よりお願い申し上げる次第です。
なお、ポスターは別紙にありますような規格、内容でお願いしますが、ポスターそのものの作成はご自分で作成されるか、あるいはポスターに入れるべき内容の文章や
データ、写真、図等を頂いて、事務局で作成させていただくことが可能です。
なお、ポスター作成にかかる経費は一切かかりません(日本漆アカデミーで負担します)。また、2019年11月15~16日に展示会場においでになれなくとも、ポスター発表だけの参加も可能です。
つきましては、別紙もご覧頂いた上で、同封のアンケートについて10月31日(木)までに事務局まで、郵便、FAX、電子メール等でお寄せいただければ幸いです。


ポスター作成・申し込み要領

Ⅰ. 大きさ:幅90cm、高さ180cmのパネル1枚を基本。内容が多くて特に希望する
場合は複数枚も可(事務局にご相談下さい)

Ⅱ. ポスター内容
1. タイトル 例:●●●県●●●における漆の植栽と樹液生産
2. 発 表 者 例:個人名、●●●の漆を育てる会、●●●市
3. 内  容
・住所表示、地図表示等による場所の紹介
・文章や図・写真等による取り組みの成果や事例の紹介
4. その他自由な表示

以上のような内容をポスター1枚の大きさに記載していただきますが、特に様式等は定めませんので、自由に表現していただいて結構です。

なお、別紙アンケートにお答えいただければ幸いです。
ポスター発表をしていただける場合は、日本漆アカデミー運営委員がご相談に応じさせていただきます。また、ポスター作成についてのアドバイスもさせていただきます。お気軽に声をお掛け下さい。

Ⅲ. 申し込み方法
恐れ入りますが、次の事項を事務局までご連絡ください。
①氏名・所属
②連絡先(住所・電話番号・E-mail)
③ポスター発表のタイトル
④会場でポスターについて説明(発表)していただける場合、その方の氏名・所属

Ⅳ. ポスターの提出について
メールでも郵送でも結構ですので、事務局までお送り下さい。
なお、メールの場合は、タイトルを「漆サミット2019 in 弘前(第11回漆サミット)申し込み」として下さるよう、お願いいたします。

 


ポスター展示発表のアンケート

(以下の各項目を○で囲むか、ご記入のうえ、漆サミット事務局まで郵送、FAX、
あるいは電子メールでお寄せ下さい)

※ワードファイル版はこちらからダウンロードしてください。

1.  2019年11月15日(金)と16日(土)に開催される「漆サミット2019 in 弘前」のポスター展示に
・参加する→3へ    ・参加しない→2へ

2. 1で「参加しない」に○をつけた方はその理由をお聞かせ下さい
・今回のテーマに関わることをしていないから
・情報を公表するつもりがないから
・その他(以下にご記入願います)
—————————————————————————–
(以下はポスター発表いただける方がお答え下さい)
3. ポスターの作成
・ポスターは自前で作成する
・文章や資料、写真等を提供してポスター作成を依頼する

4. ポスターの主な内容(いくつでもお選び下さい)
1)ウルシ資源の育成・管理、ウルシの植物学に関わる成果や事例紹介
2)遺跡出土(品)に関連した漆の遺物や遺構に関わる成果や事例紹介
3)漆を活かしたまちづくり等の取組の成果や事例紹介
4)その他(以下にお書き下さい)

5. 4の事業を行っている方
・個人
・任意のグループ(例:●●●の漆を育てる会等)
・団体・法人・自治体等
個人・会・法人等の名前:
同上の住所:〒
同上の連絡先:電話           FAX
E-mail:
ウェブサイトアドレス等:
同上の代表者のお名前・連絡先:

6.  2019年11月15日(金)と16日(土)の展示発表に
・参加が可能(もし参加される方が決まっていれば、その方のお名前:      、あるいはおおよその人数:  人)
・参加を前向きに検討
・参加は出来ない
・未定
なお、日本漆アカデミーからご招待する経費が出せませんので、自費でおいでいただくことになります。ご了承ください。)


以上、ご協力有り難うございました。

恐れ入りますが、返送は10月31日(木)までにお願いいたします。ポスター発表参加のご意向をいただきました方には出来るだけ速やかに事務局か、あるいは日本漆アカデミー運営委員からご連絡させていただきます。

(事務局)
返送先:〒020-0123 岩手県盛岡市下厨川字鍋屋敷92-25
(国研)森林研究・整備機構 森林総合研究所東北支所
(日本漆アカデミー)田端 雅進
TEL:019-648-3950
FAX:019-641-6747
E-mail: info@urushisummit.jp

漆サミット2019 in 弘前の開催について(第二報)

漆サミット2019 in 弘前
国産漆の特性を理解し国産漆の安定供給を探る

主催:日本漆アカデミー
共催:国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所、弘前市教育委員会
後援:林野庁、地方独立行政法人 青森県産業技術センター、NPO法人 壱木呂の会

1.期日
2019年(令和元年)11月15日(金)~17日(日)

2.会場
弘前市立観光館多目的ホール (弘前市)、重要文化財「津軽為信霊屋」(弘前市)、是川縄文館(八戸市)

3.内容
「漆サミット2019」では①基調講演「国産漆の特性を活かした国宝・重要文化財の保存・修復」および「弘前藩の塗師の系譜と津軽塗」、②国産漆の特性と安定供給に関わる講演会とパネルディスカッション、③「漆」をめぐる学際的な最新の研究成果等に関わるポスター発表、④講演会「縄文の漆製品とウルシの利用」、⑤講演会「地方創生を目指した国産漆の普及啓発の取組と課題」、⑥ふるさと文化財の森「弘前市有漆林」に関するパネル展示、⑦重要文化財「津軽為信霊屋」や是川縄文館の見学を行います。

4.日程と場所

第1日 11月15日(金)
弘前市立観光館多目的ホール
10:00~10:15 開会式
10:20~12:20 基調講演①「国産漆の特性を活かした国宝・重要文化財の保存・修復」重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)室瀬和美氏、②「弘前藩の塗師の系譜と津軽塗」弘前市文化財審議委員長福井敏隆氏
12:20~13:50 昼食・ポスター発表(10:00ポスター掲示、12:50~13:50コアタイム)
14:00~17:00 国産漆の特性と安定供給に関わる講演会とパネルディスカッション
パネルディスカッションのテーマ「これからの国産漆増産に向けて」
モデレータ 森林総合研究所東北支所産学官民連携推進調整監 田端雅進
パネリスト
①室瀬和美氏
②林野庁林政部特用林産対策室長 小島健太郎氏
③日光社寺文化財保存会漆塗管理技術者 佐藤則武氏
④青森県産業技術センター林業研究所研究員 土屋慧氏
⑤森林総合研究所東北支所主任研究員 小野賢二氏
⑥山形大学農学部准教授 林雅秀氏
18:30~20:30 懇親会
※懇親会:定員70名、要事前申し込み(申し込み締め切り:11月8日)・有料
懇親会費は5,000円になります。

第2日 11月16日(土)
弘前市立観光館多目的ホール
10:00~12:00 講演会「縄文の漆製品とウルシの利用」
明治大学文学部教授 阿部芳郎氏、明治大学客員研究員 能城修一氏、明治大学理工学部
准教授本多貴之氏
12:00~13:50 昼食・ポスター発表(12:40~13:40コアタイム、13:50ポスター撤収)
14:00~17:00 講演会「地方創生を目指した国産漆の普及啓発の取組と課題」
(株)堤浅吉漆店専務取締役 堤卓也氏、彦十蒔絵代表 若宮隆志氏、筑波大学芸術系准教授 宮原克人氏、弘前市文化財課主幹兼文化財保護係長 小石川透氏

第3日 11月17日(日)
重要文化財「津軽為信霊屋」(弘前市)、是川縄文館(八戸市)
8:00~ 9:00 重要文化財「津軽為信霊屋」
11:30~13:30 是川縄文館
14:00 八戸駅解散
※見学会:定員50名、要事前申し込み(申し込み締め切り:11月8日)・有料
見学会費は250円になります。

5.参加対象
“漆”関係者及び一般

6.参加費
漆サミットは無料ですが、懇親会及び見学会は有料です。詳細は上記のとおりです。

7.ポスター発表に関すること、サミット全体に関する申し込み・問い合わせ先
〒020-0123 岩手県盛岡市下厨川字鍋屋敷92-25
国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所東北支所
(日本漆アカデミー) 田端雅進
TEL:019-648-3950、FAX:019-641-6747
E-mail:info@urushisummit.jp
公式ホームページ http://urushisummit.jp/